昨日、久しぶりにてんつくマンの日記を読んでいたら、
なんか身につまされる内容で、
自分も『言葉にして伝える大切さ』をあらためて考え直しました。
ちょっと長いですが、読んでみてください。。。
☆☆☆☆☆☆☆
これはアメリカで起こった愛の奇跡の実話。
ニューヨークのある高校の先生は、卒業を迎えた生徒たちのために、
あることを思いついた。
生徒たち一人一人に、それぞれが大きな意味を持つ存在であることを
わからせようとした。
そこで、生徒を順番に一人ずつ教壇に立たせ、
「あなたは、先生にとってもクラスのみんなにとってもかけがえのない人です」と言って、『かけがえのない人』と書いたブルーリボンをプレゼントしたのだった。
その後、先生はこのブルーリボンを学校の外にも広めることにした。
人に自分の価値を認めてもらい、自分も人の価値を認めることで、
地域がどう変わるかを調べようと考えたのだ。
そして、生徒全員にブルーリボンを三本ずつ渡し、こう言った。
「学校以外で、自分が大切だと思う人のところへ行って、
このリボンの意味を説明した上でプレゼントしましょう。
一週間後にその結果を報告してください」
ある男子生徒は、学校の近くにある会社の主任に会いに行った。
以前、進路の相談にのってくれたことに敬意を表し、ブルーリボンを進呈した。一本のリボンを主任のシャツの左胸にとめ、残りの二本のリボンも渡して言った。
「僕のクラスでは、卒業記念のプロジェクトとして、
自分にとって大切だと思う人に敬意を表し、このリボンを渡しています。
これは、お互いの価値を認め合うことで、
地域全体がどう変わるかを見るためのものです。
あなたも、自分にとって大切だと思う人にこのことを説明し、
このリボンをプレゼントしてください。
もう一本のリボンは、次の人のためです。こうしてブルーリボンの輪を
広げていきたいのです。後で、どうなったかを教えてください」
主任はこのブルーリボンを渡そうと、自分の上司のところへ行った。
彼の天才的な創造力を常日頃から深く尊敬していると告げた。
上司はすっかり驚いたようだった。
会社でも気難しいことで有名だったから、
人によく思われていたなど考えもしなかったのだ。
敬意のしるしにブルーリボンを受け取ってもらえるかと聞かれると、
上司はこう答えた。
「もっ、もちろんだとも」
主任は、上司の上着の左胸にリボンをつけると、残りの一本も渡して言った。
「お願いがあります。このリボンをあなたが大切だと思う人に渡して欲しいのです。私に最初にリボンを持ってきたのは高校生で、これはクラスで行なわれているプロジェクトだそうです。
このブルーリボンの輪を広げ、周囲がどう変わるかを調べるのに
協力していただけますか?」
その夜、この上司は家に帰ると、14歳の息子を呼んで話し始めた。
「今日、信じられないことがあったんだよ。オフィスにいたらね、
部下の一人がやって来て言うんだよ。
パパの創造力は素晴らしいってね。
そして、このブルーリボンで敬意を表したいって言うんだよ。
考えてもみなかったな・・・。
天才的な創造力があると思われていたなんてね。
ほら、リボンには『かけがえのない人』って書いてあるだろう?
このリボンをつけてくれた後で、もう一本くれたんだ。
パパにとって大切な人にプレゼントするようにってね。
帰りの車の中で、お前のことを思ったんだよ。
お前にこのリボンを進呈しよう」
しばらく二人はそのまま黙っていたが、
また彼はこう言った。
「忙しくて時間がないことを理由に、今までお前のことを全然かまってあげなかった。そのくせ、成績があまりよくないとか、部屋が汚いとか言って怒ってばかりいたなんてね。
でも、今夜のパパはいつもと少し違うんだ。
パパにとって、お前がどんなに大切な存在なのか知って欲しいんだよ。
ママと同じように、お前も、パパの1番大切な人なんだよ。
お前は本当にいい子だ。愛してるよ」
それを聞いて息子はビックリして涙ぐんでいたが、
やがて身体を震わせ大声で泣き出した。
涙をいっぱいたたえた目で父親を見上げると、声も切れ切れに言った。
「パパ・・・、僕・・・、あした自殺しようって考えていたんだよ。
パパは僕のことなんか愛していないって、いつも思っていたんだ・・・。
でももう、自殺はやめたよ。
だって、もうパパが僕を愛してるってわかったんだもの」
☆☆☆☆☆☆☆
どうですか?
お子さんに、奥さんに、ご主人に、恋人に、
言葉に出して、大切なことを伝えていますか?
と・・・今回はちょっぴりタメになる「つぶやき・・・」でした。(笑)
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